ニュース 電子 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036326
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、大型液晶パネルの世界市場は在庫水準の正常化が進み、川下メーカーが在庫補充や、新製品向けのパネル調達を始めた。これにより、世界の大型パネルの設備稼働率は前期の73%から第2四半期に81%以上まで上昇する見通しだ。3日付自由時報が伝えた。
ただウィッツビューは、川下メーカーが非需要期の第2四半期のうちに在庫積み増しに動けば、需要期の第3四半期に在庫過多となり需要が振るわない可能性もあると警告した。
赤字を脱したパネルメーカーはコスト最適化に積極的だ。0.4、0.5ミリメートルの薄型ガラス基盤の採用や、直下型LED(発光ダイオード)バックライト搭載テレビ向け、29、36.5、39、50インチなど新サイズなど、付加価値向上で実質利益率の改善を図っている。
友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)の第2四半期業績について証券会社は、液晶パネル価格の上昇に伴い縮小するとみている。黒字転換が可能かどうかは、パネル価格の上昇幅と市況によるとの見解だ。
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