ニュース 電子 作成日:2012年4月3日_記事番号:T00036327
市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁はこのほど、米アップルが現行のタブレット型パソコン「iPad」より一回り小さい「iPad mini」の発売に向け、友達光電(AUO)が中国・蘇州市に持つ液晶パネル後工程モジュール(LCM)工場に出資し、専用生産ラインを設置したとの見方を示した。アップルは同工場にさらなる投資も検討しているとされるが、AUOは「特定の顧客や製品についてはノーコメント」とした。3日付経済日報が報じた。
観測によると、「iPad mini」はAUOとLGディスプレイ(LGD)の7.85インチパネルを採用し、サムスン電子の7.7インチタブレットPC「ギャラクシータブ」とアマゾン・ドットコムの「キンドル・ファイア」に対抗するとされる。
謝副総裁によると、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルを採用するサムスンの「ギャラクシータブ」は、バックライトが不要で従来の薄膜トランジスタ(TFT)パネルより薄いが、「iPad mini」はこれよりもさらに薄い「秘密兵器」パネルが搭載されるという。
また業界関係者は、アップルはAUOに対し、iPhoneや新iPadに採用している、高解像度で広視野角を実現するIPS方式のレティナ(Retina)ディスプレイ技術開発でも協力していると指摘した。
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