ニュース その他分野 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036340
国泰金融控股が3日発表した「国民経済信心(信頼感)指標」、「経済天気予測」および「金融情勢評価」など最新の経済指標予測によると、台湾の景気は第2四半期から回復するが、今年通年でのGDP(域内総生産)成長率は2%程度にとどまる見通しだ。4日付工商時報が報じた。
国泰金控は、景気先行指標が昨年10月に上昇に転じて以来、大幅なプラス成長を記録した一方で、一致指標は今年2月段階で依然前年比でマイナス成長だったと指摘。しかし、第2四半期にはプラスに転じる見通しで、このことから第2四半期の経済情況は第1四半期よりも改善するとの見方だ。なお、リスク要因として、原油価格の高騰と中国の経済成長鈍化を挙げた。
「金融情勢評価」の指標は、3月からの株式市場での取引額の減少により「緩和傾向」から「安定」に下方修正した。また、「経済天気予測」では、4月の「曇り後晴れ」を、「晴れに好転する可能性がある」に修正した。なお、6月に景気が好調となるとの予測はそのまま据え置いた。
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