ニュース 公益 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036341
台湾電力(台電)が建設中の第4原子力発電所(新北市貢寮区)1号機で先月29日午前8時ごろ、消防用バルブが十分に締まっていなかったことから漏水し、建屋内に水が約2センチメートルたまるトラブルが発生していたことが分かった。第4原発では昨年8月にも緊急炉心冷却装置のテストに向けた注水作業でミスが起き、建屋内に水がたまるトラブルが発生していた。5日付自由時報が報じた。
第4原発の林清栄副所長は、消火栓と水道管を接続するバルブの修理を終え、水圧テストを実施したところ、バルブが緩んでいたため漏水したと説明。20分でたまった水を排水した上、機器類は水より高い位置にあったため損傷は生じておらず、「施工過程での水道管からの漏水は避けられず、改善すれば問題ない」と強調した。
ただ、行政院原子能委員会(原能会)の李綺思主管は、「人為ミスから漏れてはならない水が漏れたことは問題だ」と語り、台電に改善を要求した。
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