ニュース 公益 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036342
水道公社、台湾自来水公司(台水)がこのほど成功大学に依頼し、台湾全土の浄水場59カ所でアルミニウムの含有値を調べたところ、18カ所で警戒値(0.15ppm)を超過する数値が検出された。5日付中国時報が伝えた。
問題の浄水場は、129万世帯に水道水を供給しており、ほとんどが中南部に位置している。このうち、台南市の楠玉浄水場では、6回のサンプル採取のうち1回で警戒値の7倍(1.1ppm)のアルミニウムが検出された。平均値で濃度が最も高かったのは、台東県の成功浄水場(0.454ppm)だった。
地域別では、台南市が6カ所、雲林・嘉義両県で計6カ所、台中市・南投県で計3カ所などとなっている。
林杰リョウ・林口長庚紀念医院臨床毒物科主任(リョウは木へんに梁)は「アルミニウムを含む水を長期間飲み続けると脳の退化を早め、認知症を患うリスクが増す」と指摘し、行政院衛生署に世界保健機関(WHO)の規範に基づく基準値の設定を呼び掛けた。
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