ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

デジタル産業協会発足、理事長に黄崇仁氏


ニュース 電子 作成日:2007年11月8日_記事番号:T00003635

デジタル産業協会発足、理事長に黄崇仁氏

 
 台湾のデジタル産業発展を図る業界団体「台湾数位(デジタル)産業協会」(TDIA)が7日、発足した。電子、通信業界で川上から川下までをカバーする全国的な業界団体となる。

 8日付経済日報によると、同協会は力晶半導体(パワーチップ・セミコンダクター)の董事長や台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長を務める黄崇仁氏が主導する形で設立され、自ら初代理事長に就任した。聯発科技(メディアテック)の蔡明介董事長、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の郭台強董事長らが幹部に名を連ねた。

 同協会は台北市電脳公会、台湾区電電公会と並ぶハイテク業界の三大業界組織となる見通しだ。黄崇仁理事長は「台北市電脳公会は『台北市』『電脳』という文字が障害となり、地区組織と見なされ、メンバーもコンピューター関連に偏っていた。このため、業種をまたぐ全国組織を設立したかった」と話した。

 しかし、電子業界では台北市電脳公会が長年代表的な業界団体として君臨してきたため、同協会は「屋上屋を架すものだ」という指摘もある。