ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036350
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が発表した主要4社の第1四半期売上高は前期比16%増の4,046億5,700万台湾元、税引前利益は同329%増の156億7,200万台湾元(約440億円)で、4社軒並み黒字となった。4日付経済日報などが報じた。

第1四半期税引前利益は、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が前期比384%増の54億3,300万元で、主要4社のうち最高だった。南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は17億元、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が36億7,000万元、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が48億6,600万元で、いずれも黒字転換を果たした。オファー価格上昇と、中国と米国での収益好調が貢献した。
台プラ主要4社の幹部は、需要期に入り、第2四半期は売上高・利益ともに前期を上回るとみている。台塑の林健男総経理は、米国のイラン制裁による原油価格上昇を製品価格に転嫁でき、欧州の債務問題が落ち着き、中国でのインフレ抑制に期待すると付け加えた。
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