ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036352
クラウドコンピューティングサービスによる商機を狙い、宏碁(エイサー)は個人向けサービスの「Acer Cloud」、および宏碁電子化資訊管理中心(Acer eDC)による企業・政府機関向けサービスの両輪で展開を行う。5日付電子時報が報じた。
「Acer Cloud」サービスでは、ユーザーが外出中に携帯電話やタブレット型パソコンを通じて自宅PCのファイルを読み取ったり、更新することを可能にする。4月中に北米市場および中華圏ですべてのパソコン製品および携帯電話製品に搭載予定だ。年内には対象を全世界に拡大し、30〜40%の端末に同機能を搭載することを目指す。
企業向けサービスはソフトウエアとハードウエアを統合したサービスで、必ずしもサーバーなどにエイサー製品を採用する必要はなく、管理システムおよびプラットフォームを含めたソリューション、メンテナンスを提供する。
海外輸出も計画しており、まずはタイ、マレーシアなど東南アジアの傘下子会社で導入を図る。将来的に「Acer eDC」を新会社として独立させることも視野に入れている。
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