ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036354
アジアにおけるインターネット利用人口の成長を好感する米グーグルはこのほど、台湾、香港、シンガーポールへの追加投資を決定し、うち3日に着工した台湾のデータセンター(彰化県・彰浜工業区)への投資額は当初の1億米ドルから3億米ドルに引き上げ、アジア最大のデータセンターとすることを決めた。4日付工商時報が報じた。

データセンターの起工式にはグーグル・アジア太平洋地域担当社長のダニエル・アレグレ氏(左3)や施顔祥経済部長(左2)らが出席した(3日=中央社)
グーグル台湾の簡立峰総経理によると、同社が台湾に設置するデータセンターは、来年初頭に完成、同年下半期に従業員25人で運用を開始する予定だ。
また設置に当たってはハードウエア、省エネ設備、管理システムなど、あらゆる面で台湾業者と緊密な連携を取るとの考えを示し、台湾のクラウド産業に恩恵をもたらすと強調した。
証券会社によると、同データセンター用サーバーは、▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽神達電脳(マイタック・インターナショナル)▽緯創資通(ウィストロン)▽英業達(インベンテック)▽鴻海科技集団(フォックスコン)──、RAIDシステムは▽喬鼎資訊(プロミス・テクノロジー)▽普安科技(インフォトレンド)▽世仰科技(Accusys)──などが主要サプライヤーとなるとみられる。
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