ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036355
エルピーダメモリの経営破綻から、台湾DRAMメーカーの業績に慎重な見方が広まる中、エルピーダ陣営の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)と力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は、3月の売上高が前月比で2けた成長となった。5日付電子時報が報じた。
エルピーダの台湾子会社、レックスチップの3月売上高は、前月比55.56%増の26億7,400万台湾元(約75億円)だった。30ナノメートル製造プロセスに最も早く移行していたため、十分な競争力を保てたとみられる。
レックスチップに出資するエルピーダの提携パートナー、パワーチップの3月売上高は、前月比23.40%増の21億1,200万元だった。同社は、年初から汎用DRAMのオファー価格が反発上昇し、出荷量が増加したこと、注力しているファウンドリー業務で緊急受注をつかんだことが貢献したと説明した。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は同8%、2.7%の減収だった。
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