ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036356
半導体業界では、例年より早く需要期が到来し、台湾積体電路製造(TSMC)では、受注額を出荷額で割って求めるBBレシオが3月の段階で1を超え、フル操業状態となった。TSMCは一部の製造プロセスで、納期を通常の4~6週間から10週間以上に延ばす措置を取った。5日付経済日報が業界筋の話として伝えた。
聯華電子(UMC)でも、12インチウエハー工場の出荷が予想を上回るペースで伸びているもようだ。
TSMCは26日、UMCは25日に第1四半期の業績説明会を開く予定で、現在はその直前に当たるため、両社は受注状況について、公式のコメントは避けている。
需要増大は、IC設計業界からの発注が増え、特に28~65ナノメートルの最先端製造プロセスで生産能力が逼迫(ひっぱく)していることが原因だ。IC設計業界によると、設備稼働率はTSMCが110%、UMCが100%近くに達しているという。
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