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パワーテック、グレーテックの経営権掌握【表】


ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036358

パワーテック、グレーテックの経営権掌握【表】

 半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は、中堅の封止・検査業者、超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)の株式44%をこのほど取得したことに伴い、3日に行われたグレイテックの臨時株主総会で、改選された董事会(定数7人)のうち6人を占めた。これにより、パワーテックはグレーテックの経営権を完全に掌握し、封止・検査業界で世界4位の座を固めた。4日付経済日報が伝えた。

 パワーテックは、グレイテックを傘下に収めたことで、ロジックIC関連の売り上げ比率が、これまでの2%から20%に拡大する。

 グレイテックは今後、パワーテックの協力を得て、東芝のコンシューマーIC、光学チップ、電源ICの封止後工程に参入が見込まれる。

 証券アナリストは「グレイテックの経営権を取得した最大の意味は、メモリーとロジックICの双方を手掛ける全方位型の封止業者となることだ」と指摘した。