ニュース 電子 作成日:2012年4月5日_記事番号:T00036359
王振堂・宏碁(エイサー)董事長が先日、台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長として経済部の会議に参加した際、台湾がスマートハンドヘルド機器関連産業を発展させる上で、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)技術で韓国勢に追い付くことを最優先課題とするよう提言したもようだ。4日付工商時報が報じた。
王董事長は、スマートハンドヘルド機器発展の鍵として、ブランド力のほか、▽ディスプレイ▽電池▽コアチップ▽筐体(きょうたい)──の4大部品の強化を挙げた。その上で、特に消費者の目を引き付けるディスプレイは重要で、AMOLED技術でリードするサムスン電子が自社製品のみに供給を行ってエイサーなど台湾メーカーの焦りを生んでいる情況の下、政府はAMOLED技術の向上を最重点課題として位置付けて、ブランドメーカーと部品業者の協力を促進すべきだと主張した。
液晶パネル業界の関係者は、韓国勢のみの独壇場は望ましくなく、多くの関連設備・部品メーカーが台湾勢が韓国に追い付くことを望んでいると指摘し、同分野で特許を持つ日本メーカーと提携すれば、特許訴訟問題を回避でき、開発に要する時間も短くできると提言した。
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