ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月6日_記事番号:T00036376
台湾中油(CPC)の第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区・通称五軽)内のブタジエン工場で6日午前3時半ごろ、爆発・火災事故が発生した。火災は約5時間後に消し止められ、けが人はなかった。CPCによると、事故原因は第1抽出蒸留塔の再沸器の導管が破裂したため。ブタジエン工場は検査のため稼働を停止し、1カ月後の復旧を目指す。中央広播電台電子版などが6日伝えた。

現場に駆け付けた陳菊市長(左2)は、CPCに対し安全な操業と、約束通り2015年に工場を移転するよう求めた(6日=中央社)
CPCは、ブタジエン工場が稼働を停止することで、大社工業区内の石化メーカーへの供給に影響が出ると説明した。
高雄市環境保護局はCPCに100万台湾元(約280万円)の罰金を科すとともに、ブタジエン貯蔵タンクなど関連製造設備の稼働停止を命じた。
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