ニュース その他分野 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036392
馬英九総統はこのほどメディアとのインタビューの中で、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続協議における物品貿易協議について「1〜2年で調印を目指す」との考えを初めて明らかにした。また9日付工商時報は、馬総統は目標達成に向け、年内にも中台間で関税引き下げについての原則合意を取り付け、成果を対外的に示すことを望んでいると報じた。

馬総統は、「大陸(中国)は世界第2の経済体であり、台湾最大の貿易パートナーだ。ECFA締結後は関係が安定した」と強調。その上で、「アーリーハーベスト(早期実施措置)は(貿易全体の)5分の1を占めるにすぎず、すみやかに後続協議を完了させ総合的な効果を発揮させたい」と語った。
また中国との交渉について、「片方にしかメリットがなければ、もう片方は協議をしない。特に従来型産業や農産品では厳しい交渉が予期され、すべてを一気に決めることは難しい」と述べ、「あらゆる国家は産業を保護する必要があり、われわれも準備が必要だ」と語った。
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