ニュース 運輸 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036395
8日付中国時報によると、格安航空会社(LCC)の台湾路線参入が拡大する中、中華航空(チャイナエアライン)は、格安市場が一定の規模に達すれば、傘下の華信航空(マンダリン・エアラインズ)をLCCに転換することを内部で検討しているようだ。実現すれば台湾初のLCC誕生となる。
中華航空幹部によると、LCCの参入による搭乗率への影響分析を重ねた結果、現状ではLCCの規模が小さいため、影響は大きくないが、下半期、日本線に全日空系のピーチ航空(9月30日)、マレーシアの格安航空会社、エアアジア(年末)が就航すれば、市場に変化が生じることが予測されるという。
短期的には客層、サービスを差別化して価格競争は避けるとしているが、将来的に搭乗率、売上高に影響が出た場合は積極的に対策を打つ必要があると説明した。
一方、長栄航空(エバー航空)の聶国維・広報担当は「現時点でLCC参入計画はない」としたものの「将来的にはいかなる可能性もある」と語った。
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