ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036401
中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)の経営主導権争いで、大株主である力麗集団の郭紹儀董事長は、6月の役員改選で董事会入りを果たした後、石油化学産業を熟知した人材を董事長として招きたいと述べた。また、中石化に対する持ち株比率を現在の6%から20%へと高めることができれば、力麗集団の石油化学事業を拡大していく意向を示した。9日付経済日報が伝えた。
一方で、昨年7月に中石化の董事長に就任したばかりの沈慶京氏をめぐっては、退任を迫る動きが伝えられている。背景には数百億台湾元(1元=約2.8円)規模の対中投資計画をめぐる意見対立がある。
郭董事長は「沈氏が引き続き董事長を担当することになれば、中石化の株式を徐々に売却し、取引関係のみを維持する」と述べた。
対中投資計画については、「投資金額が多過ぎハイリスクだ。投資先も不適当だ」と述べ、沈氏の経営に疑問を呈した。
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