ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036403
自動車所有者から徴収している自動車燃料使用費(汽燃費)に29年で11億800万台湾元(約30億円)に上る取り過ぎがあったことが分かった。
9日付蘋果日報によると、取り過ぎがあったのは、排気量1,801〜2,400ccの乗用車を保有する218万人で、交通部は7月から還付措置を取る。29年間にわたり、2,000ccクラスの乗用車を保有してきた人の場合、還付額は少なくとも870元になる見通しだ。還付方式は、交通部公路総局が1カ月以内にまとめる。
交通部によると29年前の1983年に「燃料消費量表」に計算ミスがあったことが原因。ミスは1,801〜2,400ccの乗用車について、政府が自動車燃料使用費の算定基準として定めた「1カ月当たり燃料消費量」で、実際は「206リットル」とすべきところ誤って「207リットル」で計算されていた。当時は担当公務員による手計算で、交通部は同紙が指摘するまで全く気づいていなかった。
一方、5,700人からは徴収不足が判明したが、不足分については追徴を行わないことにした。
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