ニュース 電子 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036404
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した第1四半期連結売上高は前年同期比34.92%減の677億9,000万台湾元(約1,870億円)、純利益は同70%減の44億6,400万元で、純利益は過去24四半期で最低だった。一方、ライバルのサムスン電子の第1四半期純利益は5兆8,000億ウォンで台湾元に換算すると約1,500億元となり、HTCの33倍以上に上った。7日付自由時報が伝えた。

CLSAアジア・パシフィック・マーケッツ(里昂証券)によると、サムスンの第1四半期のスマートフォン出荷台数は4,400万台で、昨年同期の3倍に相当し、アップルをも上回った。
HTCの董俊良・北アジア区総経理は、第1四半期は新機種の投入が少なく昨年同期と比べて販売台数が伸びなかったが、4月初旬に台湾、香港で発売した「HTC One」シリーズの効果で、第2四半期には販売台数も目に見えて成長すると強調した。
第2四半期末にも「HTC One」を投入する中国市場で、HTCは販路拡大を進めている。11年には2,000の販売拠点を設けており、12年は大都市から地方都市に範囲を広げて3,000~4,000拠点を設置する計画だ。
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