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明基友達傘下のレイディウム、ノバテックとの合併検討か


ニュース 電子 作成日:2012年4月9日_記事番号:T00036411

明基友達傘下のレイディウム、ノバテックとの合併検討か

 7日付経済日報によると、明基友達グループでは、傘下の液晶パネルドライバICメーカー、瑞鼎科技(レイディウム・セミコンダクター)と同業メーカーとの合併を検討しているもようで、合併相手として大型パネルドライバICで世界最大手の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)の名前が挙がっている。ただノバテックの陳健興財務長は観測に対し、「聞いたことがない」と回答している。

 業界関係者によると、明基友達グループの李焜耀董事長はこのほど、規模が小さく核心業務に属さない部品子会社の同業との合併を推進するよう指示したとされ、今回、レイディウムをノバテックの下に吸収させるよう動いているとされる。

 今年初め、ルネサスエレクトロニクスが大型液晶ディスプレイ用ドライバICからの撤退を表明したことを受け、業界には台湾のノバテック、レイディウム、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)など数社が残るのみとなっている。ノバテックがレイディウムを吸収合併すれば、ルネサスの撤退により生じた受注の獲得に有利となるとみられる。