９日蘋果日報は読者の投書を基に、発光ダイオード（ＬＥＤ）エピタキシャルウエハー・チップの広鎵光電（ヒューガ・オプトテック）が３月末および先週、それぞれ10人の従業員を解雇し、さらに今後、生産を外部に委託するため、700人の削減を計画していると報じた。これに対し程小慧・同社広報担当は、700人を解雇することは当社従業員約1,100人の約３分の２を削減することになり、絶対にあり得ない」と強く否定した。
程広報担当によると、現在同社は中部科学工業園区（中科）を主要生産拠点とし、生産拠点の統合を行っており、旧・台中工業区工場の従業員を中科へ異動させる関係で、昨年業績の悪かった従業員を淘汰していると説明した。生産の外部委託についても「従来から行っており、人員削減とは無関係」と語った。
証券会社も、ＬＥＤ業界は景気回復傾向にあり、親会社である晶元光電（エピスター）の支援もあるヒューガが、人員を削減するほど受注が少ないとは考えにくいと指摘している。
