ニュース 政治 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036418
民進党の蘇貞昌元行政院長らが9日、台北刑務所を訪れ、収監中の陳水扁前総統と面会した。関係者によると、陳前総統は最近、馬英九総統あてに釈放を求める手紙を書いたことを明らかにした。また1936年の西安事件の主犯として逮捕され、蒋介石・経国時代に50年以上にわたり軟禁された張学良氏と自身を比較して、「馬英九にとらわれるよりましだ」と語ったという。10日付蘋果日報が伝えた。
陳前総統は面会に訪れた蘇氏と抱き合い、来所に感謝の意を表明した。その後、心肺機能に問題があり、咳がよく出るなど自身の健康状態について話した。
続いて話は、軟禁中に一定の自由が保証された張学良氏や、南アフリカのアパルトヘイト時代に27年間投獄されたものの、独居房が与えられたマンデラ元大統領に及び、自身に対する現政権の扱いはこの2人以下だと批判した。
なお陳前総統は9日、面会した民間の政策提言組織の元幹部に、民進党は自身の党籍を回復させるべきとの考えも伝えた。
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