ニュース 金融 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036424
中国信託金融控股(中信金控)は9日、116億5,500万台湾元(約320億円)の現金増資が完了したと発表した。今回の増資では、新たに発行する株式7億1,500万株のうち80%を既存株主に、10%を従業員への譲渡、10%を公募に充てていたが、増資への参加を望まない既存株主および従業員への譲渡分について辜濂松・中信金董事長が「特定人」と交渉を行った。観測によると、今回の増資に参加した「特定人」には、三井住友銀行、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王一族などが含まれるようだ。10日付工商時報などが報じた。
証券会社によると、「特定人」の出資額は3,000万〜2億元と予想されており、出資比率は大きくないため、既存の10大株主に変動はないという。
中信金は今回の増資で得た資金を、今年12月29日に期限を迎える特別株300億元分の償還に充てる。
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