ニュース 商業・サービス 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036429
かつて多くの小吃(台湾の軽食)店が立ち並ぶエリアとして栄えた、台北市の重慶北路と南京西路の交差点にある3階建ての商業施設「台北円環」が9日再オープンした。同施設を管理する台北円環公司は今回、1,000万台湾元(約2,800万円)を投じて台湾原生植物を植えるなど、天然温室をイメージしたデザインに改装。張殿文・同社執行長は、「今後は台湾中南部の有名な小吃店も誘致し、周辺地域とも協力して一般市民や観光客を集めたい」と述べた。10日付聯合報などが報じた。
同施設はもともと1908年に公園として開業。その後人気夜市(ナイトマーケット)として活気を誇ったが、2度の火災などにより経営が悪化して06年に閉鎖。09年に再開業したものの、経営トラブルなどから11年5月に再び閉館していた。
改装された1階には、日本統治時代のレンガ製防災貯水槽を泉として利用した空間を備えるほか、有機大豆を使った手作り豆腐・豆花(豆腐プリン)店「豆之味」、ギャラリー風カフェ「蛙咖啡」、季節のフルーツを使ったアイスクリーム店「蜜朵麗(ミドリ)」などが入居。
2階には、国賓晩餐会でも料理を手がけた経験を持つ台湾料理人、黄徳忠(通称、阿忠師)氏がレストランを構える。また、3階には、明清時代のインテリアを配した茶店が入る予定だ。
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