ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036437
三陽工業(SYM)傘下で、韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の台湾総代理店、南陽実業は9日、台湾生産の新型「エラントラ」を発売した。生産を手がけるSYMの黄世恵董事長は、発売後1カ月の販売台数は1,500台と予測、通年で現代自の台湾市場5位以内(昨年は7位)を目指すと語った。10日付経済日報が報じた。

エラントラは今年の北米カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている(現代自リリースより)
SYMの黄悠美副董事長によると、エラントラは既に1,000台の予約注文を受けており5月に納車を開始する。年間販売台数は1万2,000台を見込む。
現代自は台湾のスポーツ用多目的車(SUV)市場で既にシェア1位となっているが、今年は自動車市場全体の36%を占める中型セダン市場にエラントラで切り込む考えだ。
黄副董事長は、エラントラの好調な見通しを基に現代自の今年通年の乗用車販売台数も、昨年の1万4,000台から4割超の成長となる2万台突破との予測を示した。なお現代自の今年第1四半期の販売台数は前年同期比10%以上の伸びを見せ、シェアも8%を超えた。通年のシェア目標は10%だ。
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