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レンズの光燿科技、アップルから受注目指す


ニュース 電子 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036438

レンズの光燿科技、アップルから受注目指す

 コネクター大手、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)と同社傘下のレンズモジュールメーカー、光燿科技(グローリーテック)の董事長を兼ねる郭台強氏は9日、スマートフォン市場は毎年20〜30%の急速な成長を遂げており、ハイエンドレンズ市場も発展が期待できると指摘。その上で「努力すれば、われわれにもアップルのサプライチェーンに参入できるチャンスはある」と語り、アップルの「iPhone4S」に800万画素レンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)と玉晶光電(ジニアス・エレクトリック・オプティカル)への対決姿勢を打ち出した。10日付経済日報が報じた。

 光燿科技はフォックスリンク・グループの出資比率が50%近くで、ノキアおよびリサーチ・イン・モーション(RIM)を主要顧客とする。また同社が新たに開発した800万画素レンズは今年第4四半期に顧客への出荷を開始する予定で、その技術力はラーガンおよびジニアスに迫っている。

 またフォックスリンクがアップルにコネクターを供給しているほか、グループ傘下の晶実科技がアップル製品正規販売代理店「Studio A」を展開しており、これが光燿科技のアップルからの受注にプラスに働くのではないかとの見方も証券会社から出ている。