ニュース 電子 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036440
台湾では昨年、スマートフォン購入者の57%が価格1万5,000台湾元(約4万円)以上の高級機種を購入した。これに対し、1万1,000元以下の低価格機種を購入した人は30%前後だった。しかし、今年は低価格機種の購入者が40%以上に増え、購入価格帯の二極化が進行すると業界で予測されている。10日付電子時報などが伝えた。

「ギャラクシー・エース・プラス」。台湾サムスンは低価格機種を今年5~6機種投入する考えだ(台湾サムスンリリースより)
今年のスマートフォン市場は、メーカー各社が4インチ以上のディスプレイ、4コアプロセッサーを搭載した高級機種で競合する一方、低価格機種も続々登場すると予想される。
アップルと宏達国際電子(HTC)が現時点で低価格機種に参入していないのに対し、台湾サムスン電子は9日、1ギガヘルツ(GHz)コアプロセッサー、4ギガバイト(GB)メモリー搭載の低価格機種「GALAXY Ace Plus(ギャラクシー・エース・プラス)」を発売した。本体価格は9,500元。16日から中華電信で月額943元のプランを2年契約すれば、本体無料となる。
台湾サムスンは、台湾市場での販売見通しについて、従来型携帯電話端末の販売台数が昨年の400万台から300万台へと減少する一方、スマートフォンは500万台以上にまで需要が拡大すると予測した。
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