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奇美電、3月は9%増収【図】


ニュース 電子 作成日:2012年4月10日_記事番号:T00036441

奇美電、3月は9%増収【図】

 液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が9日発表した3月連結売上高は、前月比9.4%増の407億9,300万台湾元(約1,130億円)だった。第1四半期連結売上高は、前年同期比16.2%減の1,092億6,800万元だった。同社は今年から国際財務報告基準(IFRS)を採用し、連結売上高は自社と持ち株比率5割以上の液晶パネル関連子会社が含まれると説明した。10日付経済日報が報じた。

 許庭禎副総経理は、中小型パネル市場は3~6カ月先まで見通しが立っており、第2四半期から始まる需要期が第3四半期まで続くと語った。

 奇美電の3月中小型パネル出荷は前月比13.5%増の3,471万8,000枚、大型パネルは同12.6%増の1,248万枚だった。第1四半期は中小型が前年同期比21.5%減の9,029万8,000枚、大型が同8.6%減の3,235万8,000枚だった。

 段行建・董事長兼執行長は先日、中小型パネル出荷成長や大型パネル価格上昇などで、連結売上高に含まれなくなる組み立て業務分を補えると指摘し、昨年第4四半期を谷底に今年第2四半期の業績はさらに良くなるとの見方を示していた。