ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月11日_記事番号:T00036458
プラスチック包装材料大手、炎洲の李志賢総裁は10日、同社と傘下のビニールテープ大手、亜洲化学(エーケム・テクノロジー)の川上川下領域で、生産能力を今年と来年の2年連続でそれぞれ2割増強すると発表した。今年の設備投資は両社合わせて23億台湾元(約63億円)を予定している。これにより5年以内にビニールテープ生産で世界最大手となることを目指す。11日付経済日報が報じた。
炎洲は昨年12月、彰化県の彰浜工場で、ビニールテープ原料の2軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルム生産ライン1本(月産能力3,000トン)を新たに稼働させ、中台での月産能力を1万3,000トンと、2010年の1万トンから3割引き上げた。現在はスリーエム(3M)などの顧客の需要に対応するため7本目の生産ラインを計画中で、来年中旬の量産を目指している。
亜洲化学は中国の内需に対応するため、広東省東莞工場でポリ塩化ビニル(PVC)テープ生産ラインを新設する計画だ。また、上海でも設備を増設し、今年下半期の量産を目指す。
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