ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年4月11日_記事番号:T00036463
ガソリン値上げが燃料使用量が比較的少ない小型車販売にも影響する中、自動車各社が値下げで購買意欲を刺激している。11日付工商時報などが報じた。
中華汽車工業(チャイナ・モーター)は10日、台湾生産の三菱自動車コンパクトワゴン「コルトプラス」モデルチェンジ版を発表した。15日に56万9,000台湾元(約155万円)からで発売する。特別仕様車はオプション装備を2万6,000元分追加しつつ、価格にには9,000元しか上乗せしないため、実質1万7,000元の値下げだ。

「コルトプラス」モデルチェンジ版。年間販売台数1万台以上が目標だ(中華汽車提供)
裕隆日産汽車も先日発売した台湾生産の新型マーチで、販売価格を49万9,000元に抑えている。
円安基調によって日系自動車各社に値引き交渉の余地が生まれ、市場では台湾生産の小型車(排気量1.5リットル)で5万~6万元の値下げ交渉が可能との声も聞かれる。値下げ幅で1割以上に相当し、自動車会社の平均5%以下の粗利益率をも上回る。
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