ニュース 電子 作成日:2012年4月11日_記事番号:T00036465
宏碁(エイサー)が10日発表した3月売上高は、前月比15.4%減の317億5,400万台湾元(約87億円)だった。11日付工商時報が報じた。
第1四半期がパソコンの非需要期に当たることに加え、インテルの次世代中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」が4月末にも発表されるのを前に、エイサーは3月から販売店向け出荷に慎重な戦略を取っている。販売店が2月に在庫補充を進め、エイサーの同月売上高が高かったことも3月の減収幅が広がった原因だ。一方、第1四半期売上高は964億9,200万元で前期比8.9%減に収まった。
王振堂エイサー董事長は先日、マイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」が第3四半期に発売とも伝えられ、第2四半期の購買意欲に影響すると指摘し、第2四半期は前期よりもわずかに伸びる程度との慎重な見方を示している。市場では、ノートPC大手は「Ivy Bridge」発売により同期は8~10%増収が予想されている。
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