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ロングリーチとオリックス、安泰銀を買収


ニュース 金融 作成日:2007年11月9日_記事番号:T00003647

ロングリーチとオリックス、安泰銀を買収

 
 独立系企業買収ファンドのロングリーチ・グループは8日までに、オリックスと共同で、安泰商業銀行の株式を2社合計で51%取得することが明らかになった。同行が8日、明らかにした。出資比率はロングリーチが約44%で、オリックスは約7%。

 両社は総額188億台湾元(約652億円)の第三者割当増資を引き受けた後、株式公開買い付け(TOB)で出資比率を引き上げ、経営権を獲得する。TOBによる株式取得価格は1株当たり9.5台湾元、総額42億元。7日の株価に比べ16.99% のプレミアムとなる。

 プライベート・ファンドは上場企業ではないため、株式公開買い付けは新聞への公告掲載だけで可能だが、安泰銀の株式を売買した投資家からは、8日に株式がストップ高となっても適切な情報開示がなかったことに不満の声が上がった。

 安泰銀は宏泰集団が大株主で、現在台湾全土に52店舗を展開している。