ニュース 政治 作成日:2012年4月12日_記事番号:T00036476
蘇貞昌元行政院長は11日、正式に民進党主席選挙への立候補を表明し、「対抗に代わり対話を進める」との対中政策を軸とする出馬声明を発表した。12日付中国時報が伝えた。

主席に当選すれば2016年の総統選での立候補が視野に入るが、14年の県市長選挙で勝てるかが鍵となる(11日=中央社)
党主席選挙は、総統選敗北の責任を取って辞任した蔡英文前主席の後任を決めるために行われるものだ。蘇氏は「当選したら、民意の主流に沿った政党にしたい」と抱負を述べた上で、対中政策については、持論の『台湾共識(台湾の共通認識)』に立脚し、「中国に対し、民進党は態度をころころ変えるべきではない。積極的かつ自信を持ち、中国と交流すべきだ」と強調しした。
今回の党主席選挙は、候補が乱立している。蘇煥智・元台南県長が9日に立候補したのをはじめ、11日には蘇氏のほか、シンクタンク「新台湾国策智庫」の呉栄義董事長も立候補の届け出を済ませた。さらに、許信良元主席、蔡同栄・中央常任委員らも出馬意向を固めている。
蘇氏は結党当時からの幹部で、2005年にも党主席を務めたほか、行政院長、台北県長などを務めた実績から最有力候補には間違いない。しかし、2010年の台北市長選で落選するなどした結果、党内では世代交代論にさらされており、今回の候補乱立
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