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士林官邸の西側市有地、皇翔建設が高級ホテル建設


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年4月12日_記事番号:T00036483

士林官邸の西側市有地、皇翔建設が高級ホテル建設

 かつて蒋介石元総統の官邸として使用され、現在は観光地となっている士林官邸(台北市士林区)の西側に高級観光ホテルが建設されることになった。12日付聯合報が報じた。

 先月23億8,800万台湾元(約65億円)で50年の地上権を落札した皇翔建設は11日、台北市政府と契約を結んだ。廖年吉董事長は、客室100部屋の高級観光ホテルを予定しており、当初は台湾域内外の有名ホテルに運営を委託すると語った。同社経理は、スイートルームで1泊1万2,000~2万元を想定している。

 皇翔建設は、士林官邸には歴史的価値があり、台北市の人気観光地の一つのため、将来的にはホテルと商業施設を建設し、旅行者の宿泊やビジネス需要に応えたいと意欲を示した。

 同市有地は士林区中山北路五段に位置し、土地面積は1,261坪。建築物の高さ制限は24メートル。土地公告現値(路線価に相当)は9億7,100万元。商機35億元を創出すると見込まれる。