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米シティ、亜太経貿広場を買収


ニュース 建設 作成日:2007年11月9日_記事番号:T00003649

米シティ、亜太経貿広場を買収

 
 米シティ・グループ系の投資会社、シティグループ・プリンシパル・インベストメンツ(CPI)はこのほど、台北市内湖区のオフィスビル「亜太経貿広場」をクレディリヨネから約100億台湾元(約347億円)で取得した。来年には30億米ドル規模のプライベート・ファンドを設立し、資金の20~30%を台湾と日本の不動産市場に投資する計画だ。9日付工商時報が伝えた。

 CPIによる今回の買収で、台湾における今年の商業ビル売買総額は1,000億元を突破した。このうち約半分は外資による買収案件だった。外資系の不動産コンサルタント会社は、来年の売買総額は1,500億元に達すると予測した。

 台湾人の詹偉立CPI副会長は、「台湾の商業用不動産は割安で、上昇余地がある」などと述べ、台湾不動産市場での投資を拡大する意向を示した。

 クレディリヨネは昨年7月に同物件を70億元で買収していた。