ニュース 金融 作成日:2012年4月13日_記事番号:T00036507
富邦金融控股の蔡明興副董事長は12日、北京で開かれた海峡西岸経済フォーラムで、グループ傘下の台北富邦銀行とアモイ銀行の間で、早ければ来月にも台湾元と人民元の為替清算を開始する見通しになったことを明らかにした。13日付聯合報が伝えた。
これにより、両行双方に口座を開設している顧客は、他の為替清算手段を通さず、直接台湾元と人民元の両替が可能となる。台北富邦銀行のオフショア銀行部門(OBU)は、顧客の便宜を図るため既にアモイ銀行に顧客口座を開設しており、今後貿易決済面で支援を行う方針だ。
これに先立ち中国国家外匯管理局は一昨年、アモイ銀行に対し、台湾元と人民元の両替業務への参入を認めることを原則決定していた。
このほか蔡副董事長は、台湾資本の銀行が中国の銀行に出資する際の上限が20%となっていることについて、「将来的に海峡西岸特区で進展があると期待している」と述べた。
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