ニュース 商業・サービス 作成日:2012年4月13日_記事番号:T00036509
ガソリン価格と電力料金の引き上げが、百貨店の母の日(5月13日)セール売り上げに影響を及ぼすとの懸念が出ている。新光三越百貨の呉昕陽・執行副総経理によると、現在はセール前半戦の段階で、本来なら化粧品の売り上げが伸びる時期だが、消費者は既に出費を抑え始めているという。また業界関係者の多くが、ガソリン・電力のダブル値上げがセール期間中の業績に圧力となると考えているようだ。13日付工商時報が伝えた。
なお遠東集団(ファーイースタン・グループ)は、値上げ後の傘下、遠東百貨1店当たり電力料金は47万~68万台湾元(約130万〜186万円)、10店合計で年間8億7,000万元に達して運営コストが2割増えると予測している。また太平洋崇光百貨(太平洋そごう)も、当初は年間電力コストを3億9,000万元と見積もっていたが、2割以上増えるとみている。
このほか台北101ビルの昨年の電力コストは1億9,000万元。昨年からインバーター機能の付いた空調設備に変えたため、年間5,000万~6,000万元節約できるとみていたが、値上げにより相殺されそうだという。
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