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エピスター5月受注が満杯、ヒューガにエピウエハー生産委託【表】


ニュース 電子 作成日:2012年4月13日_記事番号:T00036518

エピスター5月受注が満杯、ヒューガにエピウエハー生産委託【表】

 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理は12日、LED用エピタキシャルウエハー(月産能力36万枚)の5月受注が満杯のため、一部受注の納期を先送りすると同時に、子会社の広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)に4月から生産を委託していると認めた。13日付経済日報が報じた。

 エピスターは年初、設備稼働率が6割だった。張副総経理はLED照明向け需要が急増していることが主因と説明した。エピスターは昨年ヒューガの持ち株を5割以上に引き上げ、年末にエンジニア5人を派遣しており、今やヒューガの技術はエピスターの高輝度LED用エピウエハー生産が可能な水準に向上したと語った。

 ヒューガは年初の月産能力が6万枚だったが、技術向上、設備改善で、現在15万枚に増えた。かつての受注は韓国メーカーからのミドル~ローエンド製品だったが、高輝度LED照明向けのエピスターからの受託生産で、粗利益率の大幅な改善が見込めそうだ。