ニュース 社会 作成日:2012年4月16日_記事番号:T00036527
李登輝元総統が18日から台湾南部を訪れる。屏東県で二峰圳の地下ダムを見学するほか、3年前の夏に台風で集落が全滅した高雄市小林村の記念公園も訪問する。昨年11月に大腸がんの手術を受けて退院して以来、李元総統が遠出するのは初めて。15日付中国時報が伝えた。
李元総統は小林村の復興に強い関心を寄せ、陳菊・高雄市長に被害者追悼のため記念公園を建設するよう申し入れていた。同公園は既に完成しており、李元総統は術後の経過が安定していることから現地訪問を決めた。
南部滞在中は2件の公開行事の他にも政界関係者と旧交を温めると言われる。これについて李元総統の事務所は「古くからの友人を訪ねるだけで、政治的な動機はない」と説明している。
なお、李元総統が主宰するシンクタンク「群策会」は現在ドキュメンタリー映画「哲人総統李登輝」の撮影を行っており、台湾の民主化に多大な貢献を行った記録として残したい考えだ。
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