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新竹〜台北の高鉄通勤客が急増、ガソリン値上がりで


ニュース 運輸 作成日:2012年4月16日_記事番号:T00036533

新竹〜台北の高鉄通勤客が急増、ガソリン値上がりで

 最近のガソリン価格上昇を受け、公務員、ハイテク業界関係者、学生など台湾高速鉄路(高鉄)の新竹〜台北間を通勤・通学に利用する市民が急増している。新竹〜台北の高鉄所要時間は約30分。高鉄新竹駅の職員によると、新竹〜台北の定期券発行数は4,000件に上るという。通勤に高鉄を毎日利用している市民からは「以前は自由席に空き座席が多かったが、今は満員で台北まで立ちっぱなしだ」との声が聞かれる。14日付聯合報が報じた。

 新北市永和区に住む公務員はかつて、1時間をかけてマイカー通勤していたが、現在は都市交通システム(MRT)、高鉄を乗り継いで新竹県庁に通っており、所要時間はほぼ同じだという。

 また新竹にあるハイテクメーカーでは、従業員400人のうち100人以上が台北から高鉄で通っている。

 一方、昨年職場が新北市に変わった新竹市民は、高鉄での通勤を考慮して異動を受け入れたという。1カ月の交通費は7,350台湾元(約2万円)で、「台北で家を借りると高く、食費のことも考えると高鉄代は割に合う」と話す。