ニュース 医薬 作成日:2012年4月16日_記事番号:T00036541
歯科医で使用されるセラミック製の補綴物(被せ物)やインプラント義歯で、素材のジルコニアに放射性物質を含む物が流通していると報じた13日付蘋果日報の報道をめぐり、同紙は放射性物質の国際基準に関する記述に誤りがあったとして、関係者に謝罪した。14日付同紙が伝えた。
同紙は13日付紙面で、歯科用セラミックの国際基準(ISO6872)を引用し、放射性物質含有量は「1ベクレル以下でなければならない」とすべきところを誤って「0.1ベクレル」で計算し、検査結果が基準を9倍超過していると報じた。正しい基準に照らせば、放射性物質含有量は基準を超過していなかった。
一方、指摘を受けた百丹特生医(バイオデンタ)は、新北市衛生局に対し、使用しているジルコニアは行政院衛生署の検査に合格したものだとする文書を提出し、報道内容を否定した。市衛生局は同社に違法行為がないかどうか、引き続き調べることにしている。
バイオデンタはまた、素材として使用しているジルコニアを行政院原子能委員会(原能会、原子力委員会)に検査用として提出する考えを示すとともに、蘋果日報に対する法的措置を取ることもあり得るとした。
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