ニュース 電子 作成日:2012年4月16日_記事番号:T00036544
中華民国消費者文教基金会(消基会)が13日に発表した最新の調査結果によると、台湾の携帯電話通話料金は日本(台湾の約3倍)より安かったものの、中国、香港、シンガポールより割高であることが明らかとなった。台湾の平均料金は中国の2~8倍、シンガポールの4.4倍高いという。台湾キャリアは4月1日に通話料の3.58~4.84%引き下げを行ったばかりだが、消基会は「少なくともさらに50%下げるべき」と主張している。14日付蘋果日報が伝えた。
今回消基会が比較したのは、中華電信▽台湾大哥大(タイワン・モバイル)▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)──の台湾3社と、▽NTTドコモ▽中国移動通信(チャイナ・モバイル)▽シングテル──など4カ国・地域の6社。
なお香港3社の通話料金は、低価格プランのキャリア内通話の場合、1分当たり最高0.8台湾元(約2.2円)と台湾の最低同4.8元の6分の1だった。
調査結果に対し台湾の大手キャリアから成る台湾電信産業発展協会は「通話料金はここ10年で約50%下がっている。市場競争により価格を決めるべき」と反論している。
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