ニュース 電子 作成日:2012年4月16日_記事番号:T00036550
中国で3大テレビメーカーの一つ、TCL集団が、台湾の発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)業者、宏斉科技(ハーバーテック)と合弁で中国・広東省恵州に設立した、LED封止を手がける新会社「TCL宏斉」が下半期にも操業を開始する見通しだ。16日付経済日報が報じた。

TCLとハーバーテックは既に契約を終えており、合弁会社への投資額は折半出資の2億人民元(約25億7,000万円)。初期生産能力は年産20億個。
業界関係者によると、中国の液晶パネルメーカーはLEDバックライト光源の外部調達から自社生産に切り替えつつあるが、地場メーカーは技術的に未熟であることから台湾メーカーとの関係を強化している。ハーバーテックは今回、中国の大手テレビメーカーと提携を結んだ初めての台湾封止業者となった。
なおハーバーテックは台湾でも新竹科学工業園区(竹科)に月産能力5億個の新工場を設置しており、台湾で生産したパッケージをまずTCLに供給する予定だ。
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