ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

生活用品・食品の値上げ、半月で64品目に


ニュース その他分野 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036560

生活用品・食品の値上げ、半月で64品目に

 17日付蘋果日報によると、今月2日のガソリン価格値上げ以降、値上げが行われた生活用品・食品は22種類、64品目に上る。16日にはパック入り米や、クリーニング、美容院業界の値上げも伝えられた。

 パック入り米を製造している山水米実業や三好米の億東企業などは16日、現状では値上げを行わないものの、年末まで価格を維持できるかは保証できないと表明した。

 一方、クリーニング業界団体、中華民国洗衣商業同業公会全国聯合会は、業界全体で平均して3割のコスト増が見込まれており、6月以降値上げを行うとの見通しを示した。また、美容院業界もガソリン、電気料金の値上げによるコスト圧力は大きく、曼都国際(mentor)の頼淑芬総経理は、「年間支出は2,000万台湾元(約5,400万円)増加する。9月に値上げを行うかを決定する」とコメントした。

 なお、中華民国消費者文教基金会(消基会)は、粉ミルクやシャンプーなどの値上げについて、「ガソリン価格の値上げ前に製造されたものはないのに値上げ幅が大きい」と政府の監督不足を指摘。罰金などの措置で不合理な値上げを阻止すべきと訴えた。