ニュース 公益 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036561
台湾電力第2原子力発電所(新北市万里区)1号機で、先月の定期検査の際、原子炉台座の固定ボルトが断裂しているのが発見された問題で、台電は既にボルト6本を交換する措置を講じ、運転には問題ないとの立場を示している。これについて、行政院原子能委員会(原能会、原子力委員会)は16日、立法院での報告で、第2原発の再稼働日程は決まっておらず、台電には独自判断で運転を再開しないよう、文書で指示したことを明らかにした。17日付蘋果日報が伝えた。

第2原発には隣の新北市金山区からの住民代表が訪れ、稼働停止や全ボルト120本の交換を訴えた(16日=中央社)
先月16日の定期検査では、原子炉台座の固定ボルト1本が断裂していたのに加え、ひびが入っていたものを含め、ボルト7本に問題が見つかり、うち6本が交換された。
台電が22日にも問題の原子炉を再稼働するとの情報が流れたことから、16日は立法院前で緑色公民行動聯盟、台湾環保聯盟などの環境団体が「原発を廃止せよ」などと叫び、抗議活動を行った。
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