ニュース 医薬 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036569
行政院経済建設委員会(経建会)は16日、中央研究院(中研院)が台北市南港区に整備を計画しているバイオテクノロジー集積団地「国家生技研究園区」の開発計画修正案を決定した。経建会は、同園区を新薬開発拠点として位置付け、バイオ産業の川上、川中の集積を目指す。17日付工商時報が伝えた。
同園区は南港区の国防部202兵工場跡に開発されるもので、計画地内の湿地保護を求める環境運動家らの反対を受け、計画内容が見直された。
修正後の計画は、園区の全体面積25.3ヘクタールのうち、開発面積を当初の6.13ヘクタールから3.2ヘクタールに縮小し、園区内に生態保育区、人工湿地復元区を設けることが柱。2016年4月の完成を見込む。開発費は当初の270億台湾元を下回る216億元(約590億円)となる。
開発部分の規模縮小により、当初園区内に移転予定だった中研院国際研究生課程の校舎は移転が見送られる。園区内にはかつて「古三重埔埤湿地」があったが、現在は一つの池を除いて埋め立てられ、原形をとどめていない。このため、復元作業によって湿地環境を取り戻す。
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