ニュース 電子 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036572
電源アダプター最大手の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は今年、ノートパソコン用の散熱モジュールの生産に参入するもようだ。17日付電子時報が伝えた。
デルタはこれまで、散熱モジュールに使用されるファンを生産してきたが、散熱モジュールは生産していなかった。デルタは当面、散熱モジュールの生産を専業メーカーの双鴻科技(オーラス・テクノロジー)に委託し、デルタ製のファンを搭載する形を取る。
また、散熱装置メーカーの訊凱国際(クーラーマスター)も近く、ノートPC用の散熱モジュールの生産に参入する。このため、市場では第3四半期にかけて競争が激化し、散熱モジュール相場の下落が見込まれている。ただ、散熱モジュール業界は利益率が低く、価格の下落余地は小さいとの見方もある。
散熱モジュールの発注は、納品から半年前の時点で行われることが多く、デルタは既に少数の受注を確保したもようだ。
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