ニュース 電子 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036573
プリント基板(PCB)材料の銅箔(はく)を生産する金居開発銅箔(コーテック・カッパー・フォイル)が、6月に値上げを行うと発表した。工業用電気料金の5月15日からの35%値上げが確定したことが原因だ。同業の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)も追随する可能性を排除しないとしている。17日付経済日報が報じた。
銅箔価格は、国際銅価格の上昇、およびPCB業界の景気回復を受け、2月と3月にいずれも約5%の値上げが行われた。金居開発は、4月は国際銅価格が横ばいを維持しているため値上げを行わず、5月も現時点で値上げの可能性は低いとしているが、銅箔生産コストに占める電力コストの割合が大きいことから、電気料金値上げ後の6月は値上げすると説明した。
このほか、同じくPCB材料で2~3月に5~10%上昇したガラス繊維・クロス価格も、今月も値上がりが見込まれる。
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