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ノートPC受託メーカー、4月出荷台数が1~2割減も【表】


ニュース 電子 作成日:2012年4月17日_記事番号:T00036575

ノートPC受託メーカー、4月出荷台数が1~2割減も【表】

 17日付電子時報によると、ノートパソコン受託メーカー大手3社の4月出荷台数は前月比1~2割減が見込まれる。第1四半期最終月の3月に一部ブランドメーカーが出荷台数を引き上げていたほか、インテルの次世代中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」発売を間近に控え、販売店が「Sandy Bridge」搭載機種の在庫一掃セールを行っていることが背景にある。

 各社の4月出荷台数予測は、▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、410万~420万台(前月比14~16%減)▽緯創資通(ウィストロン)、270万~280万台(同17.64~20.58%減)▽英業達(インベンテック)、130万台(同13%減)──。一方、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は310万台で、前月と同水準を維持する見込みだ。

 ただ業界関係者は、5月以降は出荷増が見込まれ、第2四半期の出荷台数は前期比8~10%増、第3四半期はさらに成長すると予測している。

 ノートPC業界はここ数年、上半期と下半期の出荷台数が同規模だったが、今年は「Ivy Bridge」および下半期に発売が見込まれるマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」の効果で、上半期と下半期の出荷比率は4対6に戻るとみられている。