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微風広場で銃撃事件、暴力団の抗争か


ニュース 社会 作成日:2012年4月18日_記事番号:T00036579

微風広場で銃撃事件、暴力団の抗争か

 台北市のショッピングモール、微風広場(ブリーズセンター)で17日午後4時ごろ、2階バルコニーでたばこを吸っていた男性が銃で両足を撃たれる事件が起きた。警察の調べによると、撃たれたのは台湾最大の外省人系暴力団、竹聯幇の直系組織に所属する黄宏凱構成員(33)。警察は中山区での薬物販売をめぐる竹聯幇系組織同士の抗争の可能性もあるとみて捜査している。なお台湾では今月だけで銃撃事件が計5回発生し、4人が死亡、2人が負傷している。18日付蘋果日報が伝えた。

 当時現場にいた目撃者の話によると、被害者は当初、友人3人とスターバックスでコーヒーを飲んでいた。その後、仲間の1人とバルコニーでたばこを吸っていたところ、突然銃を持った男が現れ、両足を撃った後、タクシーで逃げたという。犯人は身長約175センチメートルで、濃い色のシャツにジーパン、黒いリュックを背負い、帽子をかぶっていたという。

 現場検証の結果、警察は犯人が被害者らを待ち伏せしていたとみている。ただ被害者は警察への協力を拒んでおり、同席者1人の身元や当時何を話していたか明かしていない。